

雨が多く湿度が高いこの時期や蒸し暑い夏でも快適に過ごせる素材「和紙」。
自然由来の優れた機能性とサステナブルな魅力を兼ね備えた和紙は、夏のニットにもぴったりの素材です。日本古来の伝統と新しさが融合した和紙糸のニットをぜひ一度体感してみてください。
さらりと軽い、日本古来の素材
※写真はイメージです。
和紙は、日本の伝統的な手工芸品や和服などに使われることで知られていますが、近年では、生分解可能な環境配慮型の素材として注目されています。和紙の原料は、マニラ麻や針葉樹などの木材パルプ。水で溶き、和紙に漉いたものを、細くスリット状に加工して、こよりを作る要領で撚りをかけることで糸になります。
なぜ和紙糸のニットが快適なの?
和紙糸を使ったニットが快適なのは、その優れた機能性によるものです。《通気性》《吸水速乾性》に優れ、とても《軽い》のが特徴。ドライタッチでさらりとした肌ざわりなので、汗をかく季節や湿気の多い時期にも、清涼感があり快適な着心地が続きます。
和紙糸の特徴
1.通気性
和紙糸は、リネンのように天然の多孔質であり、繊維の1本1本に無数の穴が空いています。この穴が空気の通りをよくするため、熱がこもりにくく、不快感を抑えます。
2.吸水速乾性
汗や湿気をすばやく吸収して、すぐに乾くため、べたつかず常にドライな着心地をキープしてくれます。
3.軽い
綿や麻に比べて非常に軽いのが特徴です。綿糸と比べて3分の1の軽さと言われ、比重も麻の3分の1程度と非常に軽い素材です。
4.天然の消臭効果
繊維の無数の穴がにおいを吸着する効果があるため、天然の消臭効果があり、においの発生を抑制してくれます。
家で洗えてお手入れ簡単
「紙なのに水で洗って大丈夫?」
「破れたり溶けたりしないの?」
和紙糸のニットで一番多いのが、この質問です。
和紙糸は丈夫で耐水性もあるため、ご家庭で洗濯しても全く問題ありません。汚れても簡単に洗えて清潔に保てるので、日常生活に取り入れやすく、和紙の特性である速乾性のおかげで、短時間で乾くのも嬉しいポイントです。
和紙糸のニットは環境への配慮だけではなく、湿度の高い日本の夏を快適に過ごせるアイテムです。ぜひ毎日のファッションに取り入れてみてはいかがでしょうか?BLUEKNITでは、和紙糸を使ったニット製品を多く取り揃えていますので、ぜひお気に入りの1枚を見つけてください。