BLUEKNITについて

これからの、守りたいもの。
わたしは循環をまとう。 Protecting the earth, Wearing our wish.

あたり前にある地球も日常も
無意識にずっと続くわけではない。
自分だけが素敵になる服ももう心が満足しない。
未来を守りたいと願うなら社会と環境と自分に向き合い
還元できる心地よいものを探すこと。
そんな、これからの安心と
誠実な着心地を追求していく人たちに向けて
BLUEKNIT(ブルーニット)は、廃棄ゼロのニット製品を提供する
プラットフォームとして発展します。
ものを作る人たちと、ものを使う人たちが、
共に循環することを描き考えることで日々が彩る。
次世代の工場とその地域活性化に向けても新たな風となる。
わたし達の意思を、ニットから未来へ繋げて
これからは、循環をまとおう。

ブランド名について

青い星、地球。
わたし達が大切にしていかなければいけない
自然の存在。これから抱えていく環境破壊の問題に向けて、循環社会の共感カラーである青をモチーフにしました。
そして日本のニット産業の継承。地方の工場が減少していく問題に向けて、ものづくりの現場を守る意思も込めました。
BLUEKNITという言葉には、地球とニットの未来の希望が宿っています。

ロゴに込めた想い

4つの輪を繋いで構成されたマークには
BLUEKNITが目指していく循環の4R活動:
RETHINK、REDUCE、REUSE、RECYCLEを
多様な人たちと協力しながら広げていきたい
想いが表現されています。

私たちの考え

私たちの考え

自然も人も大切に

BLUEKNITは、地球環境に配慮し、心身に優しく、生産者を支え、エシカル社会を考える。これらの4つの観点をもとに“循環させる”ことに向き合うECモールとして立ち上がりました。

日本のニット工場が運営するファクトリーブランドの商品を販売支援し、約2%まで落ちた国内生産の回帰を目指したいと思います。また、できるだけ環境負荷の少ない製造方法で作られ、且つリサイクル可能な素材だけを用いたニット製品の適時適量生産を促し販売に繋げていきます。さらに、使用後のBLUEKNITのタグがついた製品を買戻し、リサイクルまでのプロセスを一貫して行うことで循環型社会の実現に向けて貢献していきます。

BLUEKNITの温暖化に対する取組み

BLUEKNITの温暖化に対する取組み

サステナブル糸のこだわり

カーボンニュートラルを目指し、土に還る糸やリサイクル糸を主に活用します。
天然繊維:オーガニックコットン、獣毛、シルク、麻、和紙、ヘンプなど​
生分解性繊維:レーヨン、キュプラ、テンセル、リヨセル、ポリ乳酸など​
再生繊維:リサイクル合繊、リサイクルコットン、リサイクルウールなど​

無駄を出さない生産方法

無駄を出さない生産方法

廃棄ロス削減に向けた取り組み

  • ・ホールガーメント技術や成型編み技術を活用し、生産工程で生じる廃棄素材を極力少なくしています。
  • ・原材料の短納期調達を原材料メーカーとも協力して構築し、期中生産ができる体制を目指します。
  • ・残糸を使った商品作りを積極的に発信していきます。​
  • ・余剰在庫を出さないように小ロット生産の体制、予約販売、受注生産を促進していきます。​
  • ・また年間を通じて設備の稼働を安定させていくことを心掛けます。

BLUEKNITの循環するものづくり

BLUEKNITの循環するものづくり

購入後のリユース、リサイクルのシステム​

BLUEKNITで取り扱っている商品を販売後、BLUEKNITのネームタグがついている商品は買戻します。再び活用することが可能な商品は、洗濯や修繕後にリユース販売をします。また販売が難しい状態の商品は、リサイクル資源として活用します。
​ 販売後の経過年数により買戻しによるポイント付与率が変わる仕組みです。付与されたポイントは​次回の購入時に利用できます。​
環境インパクト低減と経済活動を両立させるため、2〜3年での買い替えを促進していきます。

BLUEKNITのローカルメイド支援

BLUEKNITのローカルメイド支援

MADE IN JAPAN、地方産業の活性化

BLUEKNITは参加工場の自社発信体制を支援し、工場の地域活性化にも貢献することを目指します。

工場発信の架け橋となる

作る人、売る人、使う人のフェアな関わりを向上させていくため、工場で働く人たちや地域のこと、応援してくれる人たちのことなど取材し発信していきます。また日本産のニット製品をグローバル市場に繋いでいく可能性を追求します。

雇用や技術の伝承

BLUEKNITの活動を通じて、人材雇用や教育、コラボレーションのマッチングを促進します。様々な交流をすることで技術の発展や伝承にも繋げたいと思います。

BLUEKNITのサーキュラーエコノミー

サーキュラーエコノミー

運営会社

SHIMA SEIKI https://www.shimaseiki.co.jp

株式会社島精機製作所は東証プライム市場に上場する繊維機械メーカーで、自然豊かな和歌山県に本社があります。横編機やファッションデザインシステムなどを世界80カ国に販売しており、世界の大手ファッションブランドの多くが島精機の横編機で作られたニット製品を販売しています。

ホールガーメントやデザインシステムなど斬新なアイデアで業界のサステナブルなものづくりに貢献していますが、この度BLUEKNITプロジェクトをメンバーで立上げ、国内ニット産業支援の新たな取り組みを始めました。

できるだけ多くのニットメーカー様にご参加いただき、さまざまな個性あるニット製品をBLUEKNIT storeでご紹介させてもらえればと思っております。協業パートナー様と共に、ニットメーカー様やその独自ブランドの知名度向上、ファン獲得の一助になれるように頑張ってまいります。

パートナー企業のご紹介

クリエイティブ・ディレクター 梶原加奈子

クリエイティブ・ディレクター
梶原加奈子

北海道札幌市生まれ。多摩美術大学デザイン学部染織科卒業。
(株)イッセイミヤケテキスタイル企画を経て渡英。Royal College of Art Fashion & Textile Course 修士課程修了。2008年KAJIHARA DESIGN STUDIO INC.を設立。日本産地の素材を集結させたテキスタイルブランドKANA COLLECTIONを立ち上げ、海外ハイメゾン向けに素材を提案。クリエイティブディレクターとしてもブランディングや地域活性化と連携。
2020年第42回繊研賞受賞。ファクトリーブランドのデジタル販売支援プロジェクトCRAHUGのディレクター就任。WWDサステナビリティ・ディレクター養成講師、経済産業省これからのファッションを考える研究会委員。故郷札幌の森にショップ、ダイニング、ゲストハウスの複合施設「COQ」を立ち上げ、自然と共に過ごすサーキュラーライフバランスを発信している。

株式会社KAJIHARA DESIGN STUDIOは、テキスタイルデザインを軸にしながらこれからの課題である地域活性化に貢献し、日本の伝統技術や文化を未来に繋げていくため、工場と社会とユーザーの架け橋となるブランディング&コミュニケーションデザインに取り組んでいます。また、環境配慮型の繊維開発研究や循環システムと連動したデザインの構築や異分野交流を推進しています。

株式会社 東谷商店は60年以上続く故繊維業。
関西を中心に廃棄衣類の回収、最近ではアパレル回収の受け入れを行い、主に国内外リユース、ウエス材、反毛材などに選別しています。
近年、リサイクル素材の開発や自社ブランド「TONITO」の運営など、サーキュラーエコノミーを推進しています。
2024年に自社に反毛機を導入し、大阪泉州地域の紡績工場などと連携し、ウールリサイクルの産地化を目指しています。